トラックからバスへ。32年のベテランが語る「選ばれる理由」と「現場のリアル」

専務取締役:小林さん
「結局、バスが好きなんですよね」。そう笑うのは、整備士からキャリアをスタートし、大型トラック、トレーラーを経てバスの世界で30年以上ハンドルを握り続けてきた専務。 現場を知り尽くしているからこそ言える、トラックとバスの違い、そして同社が大切にしている「車への想い」についてお話を伺いました。
「手元に残るお金」が違う。トラック経験者こそ驚くバスの魅力

——専務はトラックやトレーラーも経験されていますが、なぜバスに転向されたのですか?
大型トラックに乗っている頃、ふと「バス、いいな」と気になり始めたのがきっかけです。実際に移ってみて分かったのは、バスの方がトータルでのメリットが大きいということ。
よく「バスは給料が低い」なんて言われますが、今は人手不足もあり、トラックとの給料差はほとんどありません。むしろ、大きな違いは「経費」です。 トラックだと食事代は自分持ち、寝泊まりも車内ということが多いですが、観光バスは食事が付き、宿泊はホテルです。年間で考えれば、自分のお財布から出る食費が20万円、30万円と変わってきます。
——それは大きな違いですね。他にもバスならではの醍醐味はありますか?
お客様にありがとうと感謝されることですかね。「あなたが担当で良かった」と感謝され、翌年にお客さまから個人指名で旅行の依頼をいただくことも。荷物ではなく「人の思い出」を運ぶ仕事だからこその喜びですね。
面接で見ているのは、運転技術よりも「乗用車の綺麗さ」

——採用面接で専務が重視しているポイントを教えてください。
意外に思われるかもしれませんが、私は必ず、その方が面接に乗ってきた「マイカー」をチェックします。 自分の車を綺麗にできない人は、会社のバスも綺麗にできません。バスは高価なものですし、お客さまを乗せる鏡のようなもの。服装や言葉遣い、そして愛車を大切にしているか。その「常識」と「丁寧さ」があれば、技術は後からついてきます。
——どのような方に仲間になってほしいですか?
うちは現在、75歳のベテランまで現役で活躍しています。 「土日は家族と休みたいからスクールバス」という働き方もあれば、「バリバリ観光に行きたい」という働き方も選べます。事故があった際は、映像を全員で確認して対策を話し合うなど、安全教育も徹底しています。自分の担当車に愛着を持って、事故なく、お客さまに気を使って乗っていただける方なら、年齢問わず大歓迎です。
「運転手の気持ちは、痛いほどわかる」。現場の声を形にし、誰もが居心地よく走れる場所へ

——専務として、現場の皆さんとはどう向き合っていますか?
私自身、今でもハンドルを握ります。運転手の立場も、経営側の立場も両方わかる。だからこそ、その間に立ってバランスを取るのが私の役目です。 「休憩室にテレビを置いてほしい」といった要望を聞いたり、空き時間にしっかり休める環境を整えたり。運転手が一人で抱え込まず、業務の相談を気軽にできる空気作りを大切にしています。
——最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。
トラック会社に行くか、バス会社に行くか、どちらかを選べと言われたら、絶対にバス会社を選びます。それくらい、バスには代えがたい魅力があります。 「車が好き」「旅が好き」という方、ぜひ一度お話ししませんか?ピカピカのバスを用意して、皆さんのご応募をお待ちしています!
「いってらっしゃい」に込める安全への願い。ドライバーを支える運行管理者の日常

運行管理者:大村 さん
バス会社を支える「縁の下の力持ち」である運行管理者。ドライバーが安心してハンドルを握れる環境を作るために、日々どのような想いで仕事に向き合っているのか。大村さんに、仕事のやりがいや会社の雰囲気について詳しくお話を伺いました。
未経験から飛び込んだ「バス」の世界

——まずは、この業界に入ったきっかけを教えてください。
もともとは、知り合いのドライバーさんから「事務員が辞めて困っているから、パソコンができる人を探しているんだ。手伝ってくれないか?」と声をかけてもらったのが始まりでした。
当時はバスの知識も全くありませんでしたが、ご縁があってこの世界に飛び込み、気づけば16年。現在は運行管理全般を任せていただいています。
ドライバーの「命」と「安全」を守る司令塔

——運行管理者とは、具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?
一言で言えば、運行の「司令塔」です。旅行会社さんから届く工程表を元に、ドライバーへの指示書を作成したり、駐車場の予約をしたりします。 運行が始まってからも仕事は続きます。道路状況や天候、急な予定変更など、現場からは常に連絡が入ります。雪や台風の日は「無事に帰ってこられるだろうか」と、24時間気が休まらないこともありますが、それだけ責任のある仕事だと感じています。
——仕事をする上で、特に大切にされていることはありますか?
「ドライバーさんをイライラさせないこと」ですね。 彼らは何十人ものお客様の命を預かって運転します。送り出す時に嫌な気持ちでハンドルを握ってほしくないんです。だから、どんなに忙しくても、できるだけ明るく、優しく接することを心がけています。私の明るい声が、安全運転への一番の薬になればいいなと思っています(笑)。
——会社の雰囲気について教えてください。
うちのドライバーさんは、とにかく明るくてお喋り好きが多いですね!運行が終わって事務所に戻ってくると、みんな立ち話が止まらないんです。「あそこのガイドさんがね」「インバウンドのお客様とこんなやり取りがあって」と、賑やかな声が絶えません。あまりに話が長くて「もういいから早く帰りなさい!」なんて笑いながら促すこともあるくらい、アットホームな雰囲気ですよ。
——研修などはどのように行っているのですか?
安全への教育には力を入れています。例えば、山道や下り坂の走行に不安があるドライバーさんのために、実際に山へ行って走行研修を行うこともあります。一人ひとりのスキルに合わせ、自信を持って運転してもらえるようサポートしています。
「また明日」と笑顔で帰れる場所を

——採用面接にも立ち会われるそうですが、どのようなところを見ていますか?
基本的には社長と一緒に面接を行いますが、私が一番大切にしているのは、技術よりも 「きちんとお話ができるか」「コミュニケーションが取れるか」という人柄の部分 です。
バスの運転は一人で行うものですが、仕事はチームワーク。出発前のやり取りや、トラブル時の報告など、信頼関係が何より重要だからです。
ですので、面接では特別な構えは必要ありません。「自分にできるかな?」と不安に思う必要もありません。まずはあなたの 「やってみたい」という真っ直ぐな気持ち を聞かせてほしいなと思っています。
——これから入社を考えている方へ、メッセージをお願いします。
バス業界全体でドライバー不足と言われていますが、うちでは無理なシフトを強いることはありません。どうしても調整がつかない時は他社に協力をお願いするなど、ドライバーさんの健康と安全を第一に考えています。
「運転が好き」「人と話すのが好き」という方なら、きっとすぐに馴染めるはずです。明るい仲間たちが、あなたの帰りを待っています。ぜひ、私たちの仲間になってください!
編集部おすすめポイント!
- 「現場の痛み」を知る専務が支える、ドライバー・ファーストの真髄
整備士からトラック・トレーラーを経てバス業界30年。現場を歩き尽くした専務が「運行管理者」と「経営陣」の間に立ち、現場の声を即座に環境改善へつなげています。「無理な時は他社へ振る」「休憩室の充実」など、言葉だけではない「絶対に無理をさせない」徹底した現場重視の姿勢が、働く側の心強い支えです。 - 安全を精神面から支える。ドライバーの「心のゆとり」を作る運行管理
「人の命を預かる仕事だからこそ、穏やかな気持ちでハンドルを握ってほしい」。運行管理者の大村さんが大切にしているのは、ドライバーが過度なストレスを感じることなく安全に専念できる環境づくりです。運行後の事務所で「早く帰りなさい!」と笑い合える明るい空気感が、張り詰めた緊張を解きほぐし、次の運行への確かな安全意識へとつながっています。 - 「車への愛情」が最高のサービスに。豊かさと誇りを実感できる環境
「自分の車を大切にする人は、バスも大切にできる」。そんな専務の温かな信頼に基づき、車両を一台一台愛着を持って扱う文化が根付いています。トラック業界とは異なる「食事・宿泊代の会社負担」といった手厚いサポートがあるからこそ、生活にゆとりを持ちながら、プロとして、そして一人の車好きとして誇りを持って走り続けられる場所です。
【株式会社ORSのバス運転手インタビューはこちらから!】

