【川崎市】かわさきのりものフェスタでイマーシブ職業体験!
令和6年12月1日(日)に川崎市役所で「かわさきのりものフェスタ~第1回あつまれのりものマスターズ~」が初開催されました。今回は、「バス運転手の達人」「バス観光マガジン」の二媒体で潜入取材をしてきましたよ。
「バス運転手の達人」ではフォレストデジタル株式会社が提供する、イマーシブ職業体験にフォーカスを当てて取材をしてきました。
空間VR「uralaa(うらら)」でイマーシブ職業体験!
初開催となる「かわさきのりものフェスタ」。そのメインブースの一つであるイマーシブ職業体験。元は川崎臨港病院に入院している子供たちのために制作されたものでしたが、今回のイベント開催にあたって初めて一般公開されました。
このイマーシブ職業体験を提供するのはフォレストデジタル株式会社。日本初の空間VR「uralaa(うらら)」を用いて、0歳からお年寄りまで楽しめる映像体験を届けています。
空間VR「uralaa(うらら)」は、VRゴーグルを使わずにVR体験ができるというもの。本来一人でしか楽しむことができないVR体験を、その場にいる全員で共有することができます。
いざ!イマーシブ職業体験へ
体験内容は川崎臨港病院から芦ノ湖までの道のりを運転手体験をしながら味わうというもの。映像はなんと運転席からの景色を楽しむことができます。普段入ることのできない運転席からの映像は、子供達にとっても、バスファンからしてもうれしい体験ですね。
ゴーグル無しのVR体験は初めてでしたが、実際のVRと引けを取らない映像の迫力と没入感は大人の私でも楽しむことができました。どうしても、VRゴーグルを着用すると目が蒸れたり、一人でしか体験を楽しむことができません。その点「uralaa(うらら)」はVRゴーグル不要で一度に大勢で体験を共有できます。まさに「0歳からお年寄りまで楽しめる映像体験」ですね。
11時、1時、2時、3時でバスの豆知識やバス運転手にまつわるクイズ大会があり、会場は大盛り上がり。臨港バスの運転手さんも登壇し、子供たちは目を輝かせていました。
編集部は朝一番に取材に乗り込んだのですが、取材を終え外に出ると大勢の家族連れで賑わっていました。このイマーシブ体験も大行列を作り、午前中で約400人、一日合計約1200人の方が参加されたそうです。
見どころ満載!かわさきのりものフェスタ
「かわさきのりものフェスタ」ではイマーシブ職業体験以外にもたくさんの見どころが!詳しくはバス観光マガジンで紹介をしているので、こちらではダイジェスト形式でご紹介。
次世代の新型車大集結!
こちらは川崎鶴見臨港バスの大型EⅤバス。実際に中に入ることができましたよ。
続いては川崎市の新型自動運転バス。こちらは2025年1月から実証運行がスタート。2027年度から実装を計画してます。
神奈川県トヨタ自動車では、災害時に給電できる車や泊まれる車などを展示。出店していたキッチンカーは会場に展示してあった電気自動車で、給電していましたよ。
その他イベントブースも充実!
こちらは東急バスの物販コーナー。イメージキャラクターである「ノッテちゃん」の人形やガチャガチャなどが販売されていました。
東急電鉄では乗れるミニ電車を展示していました。体験している子供達の笑顔は百点満点!かなりの行列ができており、大人気ブースとなっていました。
「かわさきのりものフェスタ」は来年以降も開催予定!
昨今、人手不足等の影響でバスの減便が話題に上がることが増えています。特に川崎市は人口増加がしている中で、バスの減便が続いているようです。
この状況に危機感を持ち開催された「かわさきのりものフェスタ」。まずは、多くの人に公共交通機関に興味を持ってもらうことをが大切だと市の担当者さんはおっしゃっていました。
実際、会場はバス・鉄道ファン、家族連れで溢れかえっており、用意されていたベビーカー置き場もほぼ満車状態。多くの人に公共交通機関を知ってもらえたイベントだと感じました。
この「かわさきのりものフェスタ」は来年以降も開催予定!ぜひ次回も参加してくださいね。
【取材協力】