【インタビュー】バス会社でワークライフバランス。東新観光の挑戦

東新観光株式会社にお話しを伺いにいきました。まずは、生沼社長にお話を聞きました。
働きやすさが魅力のバス会社に聞く

――まずは、バス事業を始められたきっかけについて教えていただけますか?
私たちのバス事業は、旅行会社やツアー会社からの依頼を受けて、観光バスの運行をスタートしました。現在は主に、送迎バス(管理請け負いを含む)、観光バスの事業を柱としています。保有するバスの台数は27台で、地域の皆様の生活の足から、楽しい旅行のサポートまで、幅広く事業を展開しています。
――現在、貴社ではドライバーを積極的に募集しているそうですが、どのような理由からでしょうか?
現在、特に送迎バスと観光バスの需要が増えており、それに伴って新しいドライバーの方を募集しています。送迎バスは、従業員の方々を安全に運ぶ重要な役割を担っており、観光バスは、お客様の旅の思い出作りをサポートするやりがいのある仕事です。この2つの分野を中心に、業務を拡大していく予定です。
――就業中のドライバーさんは、経験者の方と未経験の方とどちらが多いですか?
当社で活躍しているドライバーの多くは、異業種から転職してきた未経験者です。前職はトラックドライバーなど、バスとは全く関係のない仕事をしていた方もたくさんいます。入社後に大型二種免許を取得し、プロのドライバーとして成長しています。それと大きいのが、仕事の種類が豊富なことです。ドライバーの習熟度に応じて、お願いする仕事の内容を変えることで、徐々に、バスになれていただきます。未経験で入社しても、最終的に、大型バスで観光の仕事に行っていただくことが可能になるよう、配慮して仕事を覚えていただいてます。
また、いろいろな種類の仕事があるおかげで、ドライバーさんのワークライフバランに入所することも可能になってます。お子さんの学校行事があるので休みたい、という要望にも対応できるようになってきてます。このあたりは、近年チャレンジしてるところですが、だいぶ、対応できるようになりました。
――大型2種免許取得の補助制度とかがあるのですか?
はい、当社では大型二種免許取得のための支援制度を設けています。提携している教習所に通っていただき、免許取得にかかる費用は会社が全額負担します。また、教習期間中も給与を支給しますので、安心して免許取得に専念できます。
ここでドライバーさんにお話をききました
工具からハンドルへ。誰よりもバスを知る男が、乗客の命を預かる理由

――バスの運転手になろうと思ったきっかけは?
もともと、バス会社の整備士をしてました。その時の社内の流れで、ドライバーになりました。父親が、バスのドライバーをしてて、あこがれていたのもあります。
もともと路線バスの運転手でしたので、東新観光に入社してから観光の仕事は覚えました。先輩たちが優しいので、わからないこともすぐ聞けて、すんなりと、仕事を覚えることができました。私もまだまだですが、先輩ドライバーが優しいので、不安はありません。
――1日の仕事の流れを教えてください。
出勤したら、まずはアルコールチェックなど点呼を行います。観光の仕事の場合は、点この後、運行に出発します。送迎の仕事の場合は、決められたダイヤ通りに運行します。休憩時間や昼休みも十分に取れるので、無理なく働けています。
――バスを運転していて、「楽しい!」と感じる瞬間はありますか?
お客様から「ありがとう」と声をかけていただいた時や、顔なじみの乗客の方と挨拶を交わす時ですね。また、観光バスの運転では、お客様が楽しそうにしている姿を見ると、自分も嬉しくなります。安全運転で、お客様を目的地まで送り届けた時に達成感を感じます。
あと余談ですが、私含めたバイク好きのドライバーさんたちで、ツーリングに行きました。まだ、今年1回だけですが、今後、時間を合わせて行きたいね、って話てるところです。バイク好きな方は、是非応募してほしいです。

――最後に、これからバスの運転手を目指す方にメッセージをお願いします。
バスの運転手は、お客様の命を預かる責任のある仕事ですが、その分大きなやりがいを感じられる仕事です。運転が好きな方、人と接するのが好きな方にはぴったりの仕事だと思います。弊社は、先輩ドライバーもやさしいし、働き安い環境ですので、おすすめです。